
「こんなサイト作ってます!」「AIで作ってみた」「このデザイン綺麗ですよね!」
SNSでドヤ感満載でそんな投稿をしている人を最近良く見かけますが、そのデザイン自体もそうですが、その人の制作実績を見に行くと「本当にこれを良いと思っているの?」と驚くことはありませんか。
例えば、こんな感じのものをよく見ますよね。これは弊社がブログ用にAIに作らせたただのモックです。
※弊社では絶対にボツになるデザインです。そもそもこんなレベルの低いデザインやサイトはお客様に出せませんし、レベルを疑われるため実績としても出せません。

近年、AIやノーコードツールの普及、Webデザインスクールの増加によってWebデザイナーの数は一気に増えました。しかし、それと比例して「デザインの良し悪しを判断できないWebデザイナー」も急増しています。これは才能やセンスだけの問題ではありません。「何を基準にデザインを評価するか」を学んでいないからです。
今回は、現役Web制作会社として数多くの制作物を見てきた立場から、なぜこのような現象が起きるのか、その本質について解説します。大阪でWebデザインスクールを探している方にも、ぜひ知っておいてほしい内容です。
デザインの良し悪しがわからない最大の理由
多くの人は、「デザイン=見た目」だと思っています。しかしプロの世界では、デザイン=課題解決です。もちろん見た目も重要です。
✅ なぜその余白なのか
✅ なぜそのフォントなのか
✅ なぜその色なのか
✅ なぜその写真なのか
すべて理由があります。
ところが多くのWebデザイナーは、「なんとなく良さそう」という感覚だけで作っています。つまり評価基準が存在しません。評価基準がない人は、自分の作品も他人の作品も正しく評価できません。そもそも感覚がズレていますから・・・。
でも逆に「なんとなく良さそう」という感覚で素晴らしいデザインを作っているデザイナーも実はいますが、正しい基準や基本が身に沁みついており、高い基準で作れる状態になっています。ただ、そんな人は正直多くありません。だからレベルの低い勘違いデザイナーが市場に溢れてしまっています。
弊社のデザイナーやディレクターは日々「良いデザインとは」を考え世の中の良いデザインも悪いデザインも相当な数のサイトを見て試行錯誤しています。その積み重ねの結果、意識せずとも「なんとなく良さそう」という感覚でも高い基準で制作ができるのです。

まずは自分のデザインを見て、考えてみてください。
✅ それいいデザインですか?
✅ 誰でも作れませんか?
✅ 直感操作のCMSとか使って素人でも作れませんか?
そもそも「綺麗」ですら作れていない人が多い
最近のSNSでは、「綺麗なだけじゃ意味がない」という発信をよく見かけます。
もちろんその言葉自体は間違いではありません。

しかし、その発信者の制作実績を見ると、そもそも綺麗ですらありません。
✅ 整列ができていない。
✅ 余白がおかしい。
✅ 文字組みがバラバラ。
✅ 写真の世界観も統一されていない。
✅ 配色もフォントも素人感がある。
✅ ありきたりなテンプレ感がある。
それなのに「綺麗さは重要じゃない」と言ってしまう。
これは本質を理解しているのではなく、できないことを否定しているだけです。

本当にレベルの高いデザイナーは、
綺麗さも、
情報設計も、
構成やレイアウトも、
マーケティングも、
SEOも、
全部できた上で話をしています。
なぜ綺麗に作れないのか
原因はとてもシンプルです。デザインの基礎を飛ばしているからです。
✅整列。✅近接。✅反復。✅コントラスト。これらはデザインの基本中の基本です。
基本が身に沁みついていないのに、ちょっと覚えたテクニックでごまかそうとしてしまいます。
✅ アニメーションを付ける。
✅ グラデーションを使う。
✅ とりあえず動きをつける。
そんなテクニックばかり学んでいます。
土台ができていない家に豪華な屋根を付けても意味はありません。デザインも同じです。

だからサイトに
✅ 合っていない動きをつけていたり、
✅ 合っていないフォントを使ったり、
✅ 合っていない画像を選んだり、
してしまっている人が多いのです。
「見る力」が育っていない
デザインは作ることより、まずは見ることの方が重要です。
プロは毎日のように国内外の優れたWebサイトを見ています。
しかし見るだけではありません。分析し吸収しています。
「この余白はなぜこれだけ広いのか」
「このフォントサイズはなぜ28pxなのか」
「なぜこのボタンだけ色を変えているのか」
「なぜここで写真を使っているのか」
すべて理由を考えています。
一方で成長しない人は、「オシャレ」「かっこいい」で終わります。この差は非常に大きいです。
センスは才能ではなく知識と経験の蓄積
「私はセンスがありません。」そう相談されることがあります。しかし、センスは生まれつきではありません。
つまり、センスとは知識と経験のデータベースです。知識量や経験が少なければ、当然判断もズレます。
AIのモックアップを見て「綺麗」と思ってしまう危険性
最近Threadsなどで、「AIでサイト作ってみました」という投稿をよく見かけます。もちろんAIは便利です。弊社でも制作効率化のために活用しています。しかし、AIが出力したデザインをそのまま見て「すごい!」「綺麗!」と言ってしまうのであれば危険です。
下記は、参考までにAIで様々な業種のデザインを作らせたものです。
どう思うか印象を頭に浮かべてみてください。





✅ 業種が違っても同じレイアウト。
✅ ファーストビューが毎回同じ。
✅ 不自然なカラム構成。
✅ 文字量が多すぎる。
✅ テンプレート感が強い。
✅ 余白設計が雑。
✅ 情報設計が弱い。
✅ LPでもないのにやたらとFVにCTAを入れてくる
こうした特徴があります。
つまり、AIの特性が残っています。それを見抜けないということは、デザインを見る目がまだ育っていないということです。AIを使うことは問題ありません。問題なのは、AIのアウトプットを評価できないことです。
現段階でAIは、画像や動画は高いレベルで生成できるとてもありがたいツールです。しかし、Webサイトとなると別です。弊社ではWebサイトのデザインをAIで生成することはまずないです。レベルの高いWebデザイナーやWeb制作会社ならその理由はわかってるはずです。
SNSの「綺麗」というコメントは信用してはいけない
さらに問題なのは、その投稿に対して「綺麗!」「すごい!」というコメントがつくことです。
しかし、そのコメントを書いている人たちも、同じ低いレベルであることがほとんどです。
レベルが高い人ほど、安易に褒めません。ダメな点や改善点がたくさん見えるからです。
だからこそ、誰に評価されるかが重要なのです。
良いデザインを判断できるようになる方法
結局のところ、良いデザインを見る目は、独学やよくあるWebデザインスクールだけではかなり難しいです。なぜなら、間違っていても誰も指摘してくれないし、講師レベルが低い事がほとんどだからです。
「ここは余白が狭い。」「ここは文字組みがおかしい。」「この写真ではブランド価値が下がる。」「このレイアウトでは視線誘導できていない。」など、細かな指摘を受け続けることで、初めて判断基準が育っていきます。

だからレベルの高い制作会社では、新人デザイナーが何度も何度も修正されます。
修正されるから成長するのです。
Webデザインスクール選びで最も重要なのは「基準」を学べるか
大阪にも数多くのWebデザインスクールがあります。しかし、ツール操作だけを教えるスクールも少なくありません。

Photoshopが使える。Figmaが使える。HTML・CSSが書ける。
それだけでは、市場では差別化できません。
重要なのは、プロがどんな基準でデザインを評価しているのかを学ぶことです。
制作会社レベルのレビューを受け、なぜ修正なのかを理解し、考え方まで学べる環境でなければ、本当の意味でデザインを見る目は育ちません。
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)が「見る目」を育てる理由
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)は、一般的なWebデザインスクールとは考え方が異なります。単にソフトの使い方を教えるのではなく、「なぜそのデザインが良いのか」「なぜそのデザインでは通用しないのか」を制作会社基準で徹底的にレビューします。
ビギナーコース
Webデザインが初めての方向けに、デザインの基礎原則から丁寧に学びます。ただツールを覚えるのではなく、整列・余白・配色・文字組みなど、プロとして必要な土台を身につけることを重視します。「何となく作る」状態から卒業し、デザインを論理的に考える第一歩を築きます。

スターターコース
副業で月5〜10万円を目指す方を対象に、素人感をなくすための実践的な添削を行います。作品ごとに改善理由を言語化し、デザインを見る目を養うことで、クライアントから評価される品質へ引き上げます。

スタンダードコース
月50万円を目指すレベルを想定し、デザインだけではなく情報設計、クライアントワーク、マーケティング視点まで指導します。なぜこの構成なのか、なぜこのデザインなのかを説明できるデザイナーを育成します。

PROコース
制作会社レベルの品質を目指す最上位コースです。現役クリエイティブディレクターとトップデザイナーが、細部まで妥協のないレビューを実施します。デザイン・SEO・マーケティング・提案力・思考力まで含め、AI時代でも価値を発揮できるWeb制作者を育成します。

案件獲得ブートキャンプ
独学や他スクールで基礎を学んだものの、案件が取れない、単価が上がらないという方向けの実践コースです。営業方法や提案書、ポートフォリオ改善、クライアント対応など、現場で必要なスキルを制作会社の実例をもとに学びます。

まとめ
デザインが上達しない人は、作る量が足りないだけではありません。判断基準が育っていないのです。
この積み重ねだけが、本当に「見る目」を育てます。
もし大阪でWebデザインスクールを探しているのであれば、ツールの使い方だけではなく「プロの評価基準」や「制作会社レベルの考え方」を学べる環境かどうかを基準に選んでください。それが、量産型Webデザイナーから抜け出し、本当に市場で評価されるWebデザイナーになるための最短ルートです。

