
「作れる」と「プロ」はまったく違う
最近、Webデザインを学ぶ環境は以前よりも増えました。「オンライン教材」「YouTube」「スクール」「独学教材」など、誰でもWeb制作を学べる時代です。これは非常に良いことです。
しかし、その一方で「少し学んだだけでプロレベルだと思ってしまう」というケースも増えています。

✅ Illustratorやコーディングを少し覚えた。
✅ ホームページを数個作った。
それだけで「Webデザイナーです」「案件受けています」と名乗る人も少なくありません。
ですが、本当にお客様からお金をいただけるレベルなのか?
ここは一度冷静に考える必要があります。
今回は少し辛口なところもあるかもしれませんが、リアルをお伝えできればと思っています。
Webデザインは“作れる”だけでは仕事にならない
Webデザインの仕事は、単純に綺麗な画像を作ることだけではありません。本来求められるのは「目的を達成するためのデザイン」です。
✅ ブランド価値を高める
✅ 問い合わせを増やす
✅ 商品を売る
✅ 信頼感を作る
✅ SEOで集客する
などです。
つまり、「見た目が綺麗」なのはもちろんですが、ただそれだけでは不十分です。
なぜレベルの低いWebデザインが増えているのか?
基礎を覚えただけで成長を止めてしまう
多くの初心者が「HTML」「CSS」「Illustrator」「WordPress」などを覚えると、「もうWebデザイナーになれる」と思ってしまいます。
しかし、これは料理で例えるなら、包丁の使い方を覚えた段階です。

そこから
・味付け
・盛り付け
・食材選び
・お客様に合わせた料理
を磨いて初めてプロになります。
Webデザインも同じです。
デザインには“センス”を磨く工程が必要
「Webデザインはセンスよりも考え方が重要」と言われることがあります。
これは間違いではありません。しかし、基礎を理解した後は必ずセンスを磨く必要があります。
ここを避けている人が非常に多いです。また、自分はセンスがあると勘違いをしている人も少なくありません。
この理由として一つ言えるのが、誰も指摘してくれないからです。
SNSや知人、クライアントに聞いても正直、現代の風潮のせいで「素敵なデザイン」「いい感じ」など良い答えしか返ってきません。これを鵜呑みにしているデザイナーや制作会社が多く、結論それ以上センスやスキルが伸びない状態にしてしまっているのです。
仕事柄、様々なサイトを閲覧しますが、「よくこれで納品できたな」「クライアントはよくこれでOKを出したな」「なぜこの業者を選んだんだろう?」というサイトが数多く見受けられます。
これは、学んだ環境や通ったスクールの問題が大きく、勘違いデザイナーを作り上げてしまっていることも少なくありません。
意味のない自尊心やプライドなどは捨て、自分のデザインの未熟さや良いデザインを知る事が重要なのです。
センスとは才能ではない
ここでいうセンスとは、生まれ持った才能ではありません。
積み重ねによって作られるものです。
✅ 良いデザインを見る
✅ なぜ良いのか分析する
✅ トレンドを理解する
✅ 配色を見る
✅ 余白を見る
✅ タイポグラフィを見る
✅ 厳しい目でチェックをしてもらう
こうした経験の積み重ねです。
レベルの低いデザインほど“ごまかし”が多い
実際の制作現場では、デザイン力が不足している場合、以下のような傾向があります。

✅ 過剰なアニメーション
✅ 意味のない動き
✅ 派手な演出
✅ 流行りだけを追った表現
✅ テンプレート感の強い構成
✅ FVを単に動画にする
などです。
もちろん動き自体が悪いわけではありません。問題は、デザインの弱さを演出などで隠しているケースです。
✅ 世界観
✅ 余白
✅ 写真
✅ 配色
✅ 文字設計
✅ 上品な少しの動き
などだけで魅力があります。
制作実績を公開できないデザイナーには注意が必要
Webデザイナーや制作会社を選ぶ時、必ず見るべきなのが制作実績です。
なぜなら、デザイン業界では実績がそのまま実力の証明になるからです。

しかし
✅ 制作実績を公開していない
✅ 過去作品を見せられない
✅ 自分のサイトだけ綺麗
というケースもあります。
もちろん守秘義務などで公開できない案件もあります。ただ、本当に実力がある制作会社やデザイナーは、何らかの形で「自分たちがどんな制作をしてきたか」を伝えられることが多いです。
経験上、守秘義務などで公開できない案件の方がごく僅かです。
また、Web上に公開していない時点で、Webを活用できていない。そんなデザイナーやフリーランス、制作会社にWeb関係の事を任せる事自体ナンセンスなのです。
“できると言う人”ではなく“作ったもの”を見る
Web制作を依頼する側も、学ぶ側も見るべきポイントがあります。
それは、言葉ではなく作品です。
SNSで「Webデザインについて発信している」ことと「実際に高品質なサイトを作れる」ことは別です。発信力と制作力は違います。今時発信している内容なんて、AIでも作れるからです。
だからこそリアルな制作実績が重要なのです。
SEOまで理解しているWebデザイナーは少ない
さらに実務では、デザインだけでは終わりません。企業サイト制作では、多くの場合、SEOも求められます。
✅ 検索意図
✅ キーワード設計
✅ コンテンツ構成
✅ 内部対策
✅ ページ設計
などです。
しかし、ここまで理解しているデザイナーは多くありません。
SEOは本を読んだだけでは実務にならない
SEOは、Googleのガイドラインを読むだけで完成するものではありません。
✅ どんなキーワードで流入したか
✅ どんなページが評価されたか
✅ 競合との差
✅ 改善結果
✅ 知識と知見
✅ リアル案件で積み上げたノウハウ
など、実案件で検証する経験が必要です。
だからこそ、本当にレベルの高い制作会社では、制作後のアクセス解析や改善まで含めて経験を積んでいます。またSEOの知識や知見、ノウハウ、スキルがあるのであれば、Webサイトからのお問合わせでの集客にも力を入れて行うはずですが、ほとんどのデザイナーやフリーランス、制作会社はできておらず、SNSなどでアプローチしているのが実情です。
これはSEOの知識や知見、ノウハウ、スキルが残念ながら無いためにそうなっています。それでもSEOもできますと安易に受注している現状です。自身が活用できていないのにも関わらずお客様には、ホームページの重要性や活用を提案しているというナンセンスな状態になっているのです。
なぜ低品質なWeb制作がなくならないのか
理由は「作れる人」と「売れるサイトを作れる人」が違うからです。簡単な制作技術だけなら、短期間で習得できます。
✅ デザイン力提案力
✅ SEO知識
✅ マーケティング視点
✅ クライアント理解
✅ センス
などです。
だからこそ“誰から学ぶか”が重要
Webデザインを学ぶ時、一番重要なのは教材の量ではありません。誰から学ぶかです。
現場経験が少ない人から学ぶと、その人の基準までしか成長できません。逆に、実際に高品質な案件を制作している現役制作者から学ぶことで、現場基準を知ることができます。
正直、作れるまでの基本的なスキルは、無料でいくらでも学べるので、そのためのスクールなどに大金をはたく必要はないと考えています。作れるからその先のレベルになるためにはその道のプロに指導をしてもらう事が一番の近道であると考えています。
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)が大切にしていること
AppRizzは、単に「ホームページを作れる人」を育てるスクールではありません。目指しているのは、お客様から選ばれるWebデザイナーです。
✅ 現役制作会社の視点
✅ 実務レベルの添削
✅ デザイン改善
✅ SEO視点
✅ クライアント目線
などを重視しています。
大阪で実務レベルのWebデザインスクールを探している方へ
現在、大阪でもWebデザインスクールを探す人は増えています。
しかし、スクール選びで重要なのは「受講できるか」ではありません。

見るべきなのは、卒業後に本当に仕事ができるレベルになる環境かということです。
最後に|自信を持つ前に、本当の基準を知る
Webデザインは、誰でも始められる仕事です。しかし、誰でもプロになれる仕事ではありません。
大切なのは、自信を持つことではなく、正しい基準を知ることです。
本当に成長したいなら、まずは自分の現在地を知ること。そして、プロの基準との差を理解すること。そこから、本当のWebデザイナーへの成長が始まります。

