
「あなたは今、自分のデザインレベルを何点だと思いますか?」
この質問をされたことがある人は、おそらくほとんどいないでしょう。そして、これがWebデザイナーとして成長できる人と、何年経っても同じレベルで止まる人を分ける最大のポイントです。
世の中にはWebデザインスクールも、メンターも、添削サービスも数え切れないほどあります。
✅「この作品をこう直しましょう。」
✅「ここは余白を広げましょう。」
✅「この色の方がいいですね。」
という”作品の修正“ばかりです。
もちろん、それ自体は間違っていません。しかし、それだけでは一生レベルは上がりません。
なぜなら、その作品は多少良くなっても、自分自身の現在地が分かっていないからです。
Webデザインスクール 大阪でスクールを探している方にもぜひ知っていただきたいのですが、本当に成長する人は、自分の現在地を正確に理解しています。逆に言えば、自分を正しく評価できない人は、どれだけ勉強しても成長は止まります。
この記事では、制作会社で数々のデザインを見てきた視点から、「己を知ること」がなぜ最重要なのかを解説します。
成長できない人ほど、自分のレベルを知らない
少し厳しい話になります。制作会社では新人デザイナーや応募作品を数多く見ます。その中で共通していることがあります。レベルが低い人ほど、意味不明に自信があります。もちろん全員ではありません。
✅「かなり良いと思います。」
✅「自信作です。」
✅「これなら案件取れます。」
と言って出してくる作品ほど、基礎が崩れているケースが少なくありません。スレッズなどの発信を見ててもそんな人ばかりです。
逆に、本当に上手い人ほど「まだまだです。」「ここは納得していません。」「もっと改善できます。」と言います。これは謙遜ではありません。自分の課題が見えているからです。
つまり、レベルが高い人ほど、自分を客観視できています。そしてまだまだ成長する伸びしろも持っています。
一番危険なのは「自分では悪くないと思ってしまうこと」
良いデザインは、多くの人が見ても「良い」と感じます。しかし、悪いデザインはどうでしょう。ここが難しいのです。レベルの低い人やセンスのない人は悪いデザインを悪いと思えません。
なぜでしょう。判断基準を持っていないからです。
例えば、
✅ ジャンプ率が崩れている。
✅ 情報設計が破綻している。
✅ 写真のトーンが揃っていない。
✅ 視線誘導ができていない。
✅ 写真や画像のチョイスが悪い。
✅ フォントが素人
✅ バランスが悪い
✅ トンマナや色使いがおかしい
✅ そもそもデザインが古臭い
など、これらは基準を知らなければ、「普通」に見えてしまいます。
だから「自分では良いと思っていました。」という状態になります。
これが一番危険です。
自己評価がズレると、成長は止まる
現在地が分からない人は、努力する方向まで間違えます。
✅ 本当は配色が苦手なのに、毎日コーディングばかり勉強する。
✅ 本当は情報設計が弱いのに、アニメーションばかり研究する。
✅ 本当はデザインが崩れているのに、営業ばかり勉強する。
これでは何年経っても変わりません。
成長とは「足りないものを埋めること」です。足りないものが分からなければ、努力も全部ズレます。
添削だけではレベルは上がらない
ここは少し業界に切り込みます。
多くのWebデザインスクールでは添削があります。しかし、その添削は作品を直して終わりになっていませんか。
「ここを左に。」「文字を小さく。」「色を変えて。」
これでその作品は、初めに出した時よりは恐らく良くなります。
※恐らくというのは講師レベルにもよるので・・・
でも、次の作品ではまた同じミスをします。なぜなら、原因を理解していないからです。
本当に必要なのは作品を直すことではありません。自分の思考を変えることです。
「作品」を直す人と、「人」を育てる人は違う
ここは非常に大きな違いです。作品を良くすることは、ある程度経験があればできます。しかし、人を成長させることは全く別の能力です。
✅「あなたは余白ではなく、情報整理が弱いですね。」
✅「配色ではなく、そもそもターゲット設定がズレています。」
✅「今はレベル2ですが、次はレベル5を目指しましょう。」
ここまで言える人はほとんどいません。
なぜなら、作品ではなく人を分析しているからです。
成長する人は、自分のレベルを受け入れられる
意外かもしれませんが、プロほど自分の欠点を知っています。だから改善できます。
逆に、プライドが高い人ほど人の意見を聞きません。
✅「でも私はこう思います。」
✅「これは好みですよね。」
✅「私はこの方が好きです。」
もちろん好みもあります。
しかし、基礎が崩れている段階では好みではありません。
単純に技術不足です。
ここを受け入れられる人だけが伸びます。
レベルが低くデザインセンスがないのに、SNSで自信満々に制作物や何処にでも載ってるウンチクを投稿したりしてる人たちが、正にプライドだけは高いがレベルは低いの典型です。こういう人たちに限って制作実績を調べて見てみると本当にレベルが低い人が多いです。
SNSが自己評価を狂わせる時代
今はSNSで「いいね」が付きます。
「すごいですね。」「センスあります。」そんなコメントも付きます。しかし、その評価はプロの評価ではありません。デザイン経験がほとんどない人同士で褒め合っているケースも多くあります。

特にThreadsなどは文化的になんでも褒め傾向です。
レベルの低いデザイナー同士の馴れ合い・・・💦
だから勘違いが起きます。
「私は結構できる。」実際には制作会社へ持っていくと全く通用しない。
このギャップに苦しむ人を何人も見てきました。SNSは承認欲求は満たしてくれます。でも、実力は上げてくれません。
本当に必要なのは「現在地」を教えてくれる人
良いメンターとは、褒める人ではありません。作品を直す人でもありません。
現在地を教えてくれる人です。
✅ 初心者なのか。
✅ 初級なのか。
✅ 中級なのか。
✅ 案件が取れるレベルなのか。
✅ 制作会社で通用するレベルなのか。
そこを正確に伝えてくれる人です。
耳が痛いことも言われるでしょう。でも、それが成長です。優しいだけの添削では何年経っても変わりません。
なぜ現役制作会社の指導は成長が早いのか
制作会社では毎日のようにデザインを評価しています。採用もします。修正もします。提案もします。つまり、評価することが仕事です。
✅ どこが弱いか
✅ 何が足りないか
✅ どこまでできれば案件を任せられるか
という基準があります。
この基準を持っている人に見てもらうからこそ、自分の現在地が初めて分かります。
これは独学では絶対に手に入りません。
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)が重視しているのは「現在地の見える化」
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)は、単に制作物を添削して終わるスクールではありません。もちろんデザインの修正や改善点は細かくフィードバックします。しかし、それ以上に重視しているのが、「受講生自身が今どのレベルにいるのか」を明確にすることです。
✅「デザインの基礎は身についているが、情報設計が弱い」
✅「ビジュアルは良いが、ターゲット理解が浅い」
✅「営業はできるが、提案の根拠が弱い」
など、一人ひとりの課題を整理し、次の作品で何を意識すればレベルアップできるのかまで落とし込みます。
そのため、添削が単なる「作品の修正」で終わらず「次も自分で改善できる力」へとつながります。
現役のWeb制作会社で活躍するプロデザイナーやクリエイティブディレクターが指導するからこそ、現場基準で現在地を判断し、実務で通用するレベルまで導くことができます。
まとめ
Webデザイナーとして成長するために最も重要なのは、新しいツールを覚えることでも、流行のデザインを真似することでもありません。「今の自分はどのレベルなのか」を正確に知ることです。
現在地が分かれば、次にやるべきことが明確になります。逆に、現在地を勘違いしたままでは、どれだけ努力を積み重ねても遠回りになります。
だからこそ、スクールやメンターを選ぶときは、「作品を直してくれる人」ではなく、「自分の現在地を正確に示し、成長の道筋まで教えてくれる人」を選ぶべきです。それが、量産型のWebデザイナーで終わるか、AI時代でも選ばれ続けるプロになるかを分ける、大きな分岐点になります。



