
- 「仕事をください」という問い合わせは毎日のように届きます
- 制作会社が最初に見ているのは「人柄」ではなく「レベル」
- 営業メールを見れば、制作レベルまで見えてしまう
- 一番多いのが「自分語り営業」
- なぜこんな営業が増えたのか
- 制作会社は感動話では仕事を発注しない
- 「応援される営業」が通用するのは初心者相手だけ
- レベルの低い人ほどポートフォリオを見せたがらない
- 優秀なクリエイターほど営業が少ない理由
- 制作会社へ営業するなら、見るべきは自分ではなく相手
- 仕事を取ることより、レベルを上げることを優先してほしい
- Webデザインスクール選びで最も重要なのは「案件保証」ではない
- WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)が大切にしていること
- まとめ
「仕事をください」という問い合わせは毎日のように届きます
私たちはWebデザインスクールAppRizz(アップリズ)を運営していますが、同時に現役のWeb制作会社でもあります。

そのため、弊社コーポレートサイトやサービスサイトには毎日のように
✅「お仕事を振っていただけませんか?」
✅「コーディング案件があればお願いします。」
✅「デザイン案件を担当させてください。」
というような類の営業メールや問い合わせが届きます。
送り主はフリーランスのWebデザイナー、コーダー、小規模制作会社、スクール卒業生など様々です。しかし、厳しい言い方になりますが、そのほとんどが仕事をお願いできるレベルには達していません。これは人柄の問題ではありません。
純粋に制作レベルが低いのです。
制作会社が最初に見ているのは「人柄」ではなく「レベル」
SNSなどでは「人柄が仕事を呼ぶ」「応援される人になろう」「熱意を伝えよう」という発信をよく見かけます。もちろん人柄は大切です。しかし、それは最低限の技術があることが前提です。
私たち制作会社が最初に見るのは「この人はお客様へ品質の高い制作物を提供できるか」これだけです。

その基準をクリアして初めて
✅ コミュニケーション能力
✅ レスポンス
✅ 人柄
✅ 相性
を見ます。
逆ではありません。レベルが基準に達していなければ、人柄がどれだけ良くても仕事は依頼できません。それは私たちの問題ではなく、お客様に対する責任だからです。
営業メールを見れば、制作レベルまで見えてしまう
制作会社は毎日たくさんの営業を受けています。
だからこそ、メールを数十秒見るだけでレベルはある程度分かります。
例えば、
「Web制作ができます。」
「HTML・CSSできます。」
「WordPressできます。」
「チームでやってます。」
「安心して任せて頂けます。」
このような内容だけでは何も伝わりません。
一番多いのが「自分語り営業」
最近特に増えているのが、制作実績よりも自分語りをする営業です。

例えば
「私が一番大事にしているのは・・・」
「子育てしながら頑張っています。」
「家族のために独立しました。」
「会社員を辞めて夢を追っています。」
「人生を変えたくてWebデザインを学びました。」
もちろん、それ自体は否定しません。ですが、制作会社からすると正直なところ、仕事には全く関係ありません。
私たちが知りたいのは「あなたがどんな人生を歩んできたか」「どんな思いでやってるか」ではありません。
「どんな品質のサイトを作れるのか」です。
大抵、自分語りをする営業の方ほど、実績を見てみるとレベルが低いことがほとんどです。
なぜこんな営業が増えたのか
これは偶然ではありません。

実際に一部のWebデザインスクールや案件獲得コンサルでは
「ストーリーで差別化しましょう」
「応援される人になりましょう」
「共感を生めば案件は取れます」
という営業方法を教えているケースがあります。
つまり、スキルではなく感情で仕事を取る方法です。だから営業メールが似た内容ばかりになるのです。
制作会社は感動話では仕事を発注しない
私たちは毎回こう考えています。

この人に仕事を任せた結果、お客様は満足するのか。その一点だけです。
もし制作レベルが低ければ最終的に困るのはお客様です。
だから、「頑張っているから」「熱意があるから」「子育て中だから」そんな理由では仕事は振れません。
仕事とは責任だからです。
「応援される営業」が通用するのは初心者相手だけ
実績の少ない人ほど「応援してください」という営業をします。
ですが、制作会社が外注先を探す理由はお客様へより良い品質を届けるためです。慈善事業ではありません。だから、応援されようとする営業ではなく「こんな価値を提供できます。」という提案が必要なのです。

つまり、
デザイン・制作レベルがどうかというところなのです。
なのにも関わらずレベルが低い実績を自信満々に張り付けて来る人や業者が多いです。皆さんが営業している相手は、素人ではなくプロの制作会社という事を忘れてしまっているんでしょうね・・・
レベルの低い人ほどポートフォリオを見せたがらない
営業メールを見ると実績リンクがない人も非常に多いです。

あっても
✅ スクール課題
✅ Canva作品
✅ テンプレート制作
✅ 模写作品
こればかり。
それを見た瞬間、制作会社はこう思います。「この人の基準はこのレベルなんだ。」
つまり、本人は良い作品だと思って送ってきています。だからこそ、今後どんな制作物を納品するのかも想像できてしまいます。
また、守秘義務があるため一部しか見せられないというような言い訳でレベルの低いデザインを2~3個だしてくる人もいますが、何年も制作活動を行っている弊社からすると守秘義務で公開できない案件の方が少ないです。その時点でレベルは大体わかります。

百歩譲って一部だけでも構わないですが、正直2~3個見ただけでその人のレベルはわかります。
優秀なクリエイターほど営業が少ない理由
ここで勘違いしてほしくないのは営業が悪いわけではありません。問題は営業の質です。
実際、本当にレベルの高いデザイナーは、制作レベルが高ければ高いほど案件が取りやすいのをわかっています。

検索で探されたり、問合せが自然にきたり、既存客や紹介など
選ばれるデザイナーになるためのスキルを日々磨いています。
だから仕事が回っています。
そのため、問い合わせフォームを片っ端から送るような営業をする必要がありません。
もちろん営業活動は必要ですが、優秀な人ほど「営業しなくても仕事が来る状態」も作っています。
制作会社へ営業するなら、見るべきは自分ではなく相手
営業メールのほとんどは「私はこんな人です。」で終わっています。
しかし制作会社が知りたいのは「うちに依頼するメリット」です。
例えば
✅「御社の制作実績を拝見し、○○業界のデザインが多いと感じました。私も同ジャンルで〇件制作経験があります。」
✅「御社のコーディングルールを理解した上で対応可能です。」
✅「レスポンシブ対応・SEO設計・WordPress構築まで一貫して担当できます。」
こうした内容なら、相手目線の営業になります。
営業とは、自分を語ることではありません。相手の課題を理解し、自分がどう貢献できるかを伝えることです。
仕事を取ることより、レベルを上げることを優先してほしい
最近感じるのは「どう仕事を取るか」ばかり考えている人が本当に増えました。
でも、順番が逆です。本来考えるべきなのは「どうすれば制作レベルを上げられるか」です。
紹介も増えます。
リピートも増えます。
単価も上がります。
仕事を追いかける側ではなく、仕事から選ばれる側になります。
Webデザインスクール選びで最も重要なのは「案件保証」ではない
大阪でも数多くのWebデザインスクールがあります。

ですが、
✅ 案件保証
✅ 副業保証
✅ 営業テンプレート
✅ 案件紹介
ばかりを売りにしているスクールには注意してください。
本当に重要なのは「制作会社レベルの基準で添削してもらえるか」です。
レベルが上がれば、案件保証などなくても仕事は取れます。逆にレベルが低ければ、保証案件が終わった瞬間に何も残りません。
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)が大切にしていること
WebデザインスクールAppRizz(アップリズ)は、営業テクニックよりも、まず制作レベルを徹底的に磨くことを重視しています。なぜなら、制作会社として本当に求められる人材を知っているからです。
ストーリーだけでも通用しません。
必要なのは、「この人なら安心して任せられる」と思われる実力です。
それがあって初めて、人柄や信頼関係が評価されます。
まとめ
仕事は情では続きません。
お客様が求めているのは、感動するプロフィールではなく、成果につながる制作物です。
✅ まずは制作レベルを上げる。
✅ ポートフォリオの基準を上げる。
✅ 自分の「最高傑作」が本当に市場で通用するのかを客観的に見直す。
遠回りに見えても、それが一番早く生き残る道です。
大阪で本当に実務レベルを目指せるWebデザインスクールを探しているなら、「案件保証」や「営業テンプレート」ではなく、制作会社基準の添削が受けられる環境かどうかを基準に選ぶことをおすすめします。

